建設現場や仮設業界では、使用されなくなった仮設ハウスの扱いに悩むケースが多く見られます。解体には費用がかかるため、仮設ハウスを処分するのではなく、必要としている現場で活用してもらえないかと考える方もいるのではないでしょうか。
そのような場合に検討したいのが、仮設ハウスをネットに出品する方法です。
この記事では、仮設ハウスをネットに出品するメリットや流れ、取引時に押さえておきたい注意点などを解説します。
仮設ハウスをネットに出品するメリット
仮設ハウスを専門に買い取っている業者もありますが、思うような売却価格にならないケースも少なくありません。売却で少しでも利益を得るには、直接取引であるネット出品も視野に入れてみましょう。
ここでは、仮設ハウスをネットに出品するメリットを紹介します。
1. 従来の取引で発生する中間マージンをカットできる
ネット出品の大きなメリットは、中間マージンをカットできる点です。
ネット出品では売り手と買い手が直接取引するため、従来の売却方法で生じていた中間マージンがかかりません。結果として、仮設ハウスを市場価値に近い価格で売却できる可能性が高まり、手取り額を確保しやすくなります。
2. 幅広いターゲット層に商品を見てもらえる
ネット出品を活用することで、出品した仮設ハウスを多くのターゲット層に見てもらえるようになります。
専門の買取業者を通じた場合、販路は特定のネットワークにとどまりがちです。しかし、インターネット上のプラットフォームに出品すれば、特定の地域に限らず全国の建設・仮設業界やイベント運営事業者など、幅広い層にアプローチできます。
3. 売却条件や価格を柔軟に決められる
ネット出品では、出品者自身がさまざまな売却条件や価格を決められます。例えば、引き渡し時期や搬出方法、補修などをしないまま引き渡す「現状渡し」の可否といった希望も、あらかじめ提示できます。
なお、これらの条件や希望価格は、状況に応じて見直すことが可能です。
仮設ハウスのネット出品の流れは大きく分けて4ステップ
仮設ハウスをネットに出品する際の基本的な流れを4ステップに分けて解説します。
1. 出品したい仮設ハウスの情報を整理する
まずは、出品したい仮設ハウスのメーカーや型番、カラー、サイズ、素材など掲載する情報を整理します。情報不足は買い手が集まらない原因になるため、基本情報に加えて傷や不具合箇所まで細かく整理しましょう。
2. プラットフォームに仮設ハウスの情報や写真を登録・公開する
次は整理した情報に基づき、プラットフォームに仮設ハウスを出品します。
写真は、天気が良い日の明るい時間帯に撮影しましょう。外観の全体写真だけでなく、内装や天井、屋根の形状、蛍光灯の状況などの写真も掲載します。
また、説明欄には、仮設ハウスの基本情報や引き渡し条件、連絡先などを記載します。
3. 買い主・売り主間で価格・引き渡し時期などを交渉する
出品後に買い手が現れたら、必要に応じて問い合わせや価格交渉に対応します。
値引き交渉をスムーズに進めるためには、最初に「ここまでなら値引き可能」とボーダーラインを決めておくことが大切です。また、類似の仮設ハウスの情報を確認し、一般的な相場より高い価格で出品していないかを確認しておくのもポイントです。
価格だけでなく、引き渡し時期や運搬方法などの条件もしっかりすり合わせ、双方が納得できる条件で取引を進めましょう。
4. 契約締結後に仮設ハウスを買い主に引き渡す
契約締結後は、取り決めた条件に沿って仮設ハウスを買い主へ引き渡します。
引き渡し方法には、買い主が現地で引き取る方法やユニック車を使用して搬入・運搬する方法があります。
現地引き取りに対応しているケースもありますが、引き渡し方法は出品者ごとに異なるため、契約前に対応可否を確認することが大切です。
決済方法は、銀行振込やカード決済、プラットフォーム上での自動振込などがあるため、契約前にしっかり確認しておきましょう。
仮設ハウスをネットに出品するときの注意点
ここでは、仮設ハウスの直接取引の注意点とその対策を解説します。
情報不足だとなかなか買い手が現れない可能性がある
仮設ハウスのメーカーや型番、サイズ、使用状況などの基本情報が記載されていないと、買い手は現場で問題なく使用できるのかを判断できません。
また、写真が外観全体のみだったり暗かったりすると、室内の状況や劣化の度合いなどを把握しにくくなり、問い合わせを見送られてしまう場合があります。
写真は明るい時間帯に5~10枚ほど撮影し、外観だけでなく内装や設備、劣化が見られる箇所も含めて掲載しましょう。メーカーや型番などの基本情報を細かく記載し、問い合わせや成約につなげるのがポイントです。
条件のすり合わせが不十分だとトラブルに発展する恐れがある
ネット出品のような直接取引では、売り手・買い手の間で条件のすり合わせが不十分だと、後でトラブルに発展する恐れがあります。
例えば、支払い条件や引き渡し時期、搬出方法などを事前に確認していない場合、認識の違いが生じやすくなります。
このようなトラブルを防ぐためには、出品時に支払い方法や引き渡し時期などをしっかり定めることが大切です。買い手からの質問にはできるだけ早く対応し、双方が納得できる条件を定めてから取引を進めましょう。
仮設ハウスをネットに出品するか買取業者を利用するかの判断基準
仮設ハウスを手放すときには、ネット出品の他に買取業者に買い取ってもらう方法があります。
早期の現金化や手続きの効率性を優先するなら、買取業者の利用が向いています。一方で、多少手間がかかっても条件に合う買い手を探したい場合は、ネット出品を検討しても良いでしょう。
自社の状況や優先順位を整理した上で、無理のない方法を選ぶことが大切です。
よくある質問(Q&A)
仮設ハウスを少しでも高く手放すにはどうしたら良いですか?
希望に近い価格で売却するためには、ネット出品時に、仮設ハウスの状態や引き渡し条件などの基本情報をしっかり提示することが大切です。また、仮設ハウスの状態が分かるよう、さまざまな角度から撮影した写真を準備しましょう。
さらに、出品ページのタイトルを「仮設ハウス 黒 折りたたみ式 説明書付き 〇m×〇m」と商品の大まかな概要が一目で理解できるようにしておくと、買い手の目にとまりやすくなります。
取引中にトラブルが発生したらどう対応すれば良いですか?
重大なトラブルを防ぐためには、出品の段階で書面確認を入念に行ったり、情報不足がないように写真を充実させたりすることが大切です。
なお、万が一トラブルが発生したときは、出品したプラットフォームの運営事務局のガイドラインに沿って冷静に対応しましょう。
出品する仮設ハウスの価格はどのように設定すれば良いですか?
ネット出品では、最終的に手元に残る手取り額を意識することが重要です。手取り額は、販売価格から出品・成約にかかった手数料、仮設ハウスの運搬費、出品前の清掃・整備にかかった付帯費用を差し引いて計算します。
これらの費用を見積もった価格に設定しておけば、売却後の負担の軽減につながります。
仮設ハウスは中古市場での需要が高い!ネット出品で利益を出そう
仮設ハウスは専門業者への売却が一般的ですが、実はネット上でも出品でき、中古市場で取引されるケースもあります。建設現場だけでなく災害時にすぐに必要になるため、一定の需要を見込んでまずはネットに出品してみるのがおすすめです。
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